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2019年12月2日
関西電力株式会社

加須良川(かずらがわ)引水設備運用開始に伴う境川発電所の発電電力量の増加について

 当社は、2013年4月、岐阜県白川村を流れる加須良川に取水設備を設置し、この水を富山県境川ダム(南砺市(なんとし))に引水する事で、当社境川発電所で使用する水量を増やし、発電電力量を増加させることとしました。

 境川発電所は、境川から取水して発電する出力24,200kWの水力発電所で、年間の発電電力量は約7,300万kWhですが、上流側にある近傍の加須良川に取水えん堤を建設し、水路を設置して境川発電所の上流にある境川ダムに水を導くことで使用できる水量を増やし※1、年間の発電電力量を増加させます。

[2013年4月22日お知らせ済み]

 その後、2016年10月から本格的な工事を進め、2019年11月に取水えん堤および境川発電所に導くための水路が完成し、本日より引水設備の運用を開始しました。これにより、庄川水系における発電所の年間発電電力量は約1,700万kWh※2増加することとなり、CO排出量を年間約8,400t削減することが可能となります。

 当社は、引き続き、S+3E(安全性、地球環境、エネルギー安定供給、経済性)の観点を踏まえ、再生可能エネルギーの導入に積極的に取り組み、純国産エネルギーである水力発電についても最大限に活用し、電気の低炭素化を加速させてまいります。

  • ※1:境川発電所の最大使用水量13.0m/sを超えない範囲で、渇水期等における使用水量を増やす。
  • ※2:加須良川の水で発電していた成出[なるで]発電所(出力35,000kW)、新成出[しんなるで]発電所(出力59,300kW)については、水量が減るため、年間の発電電力量が減少するものの、境川発電所の発電電力量が約2,300万kWh増加し、差し引き約1,700万kWhの増加となる。
<境川発電所の概要および対策工事の概要>
所在地富山県南砺市
水系・河川名庄川水系 加須良川
発電所形式ダム水路式
最大出力24,200kW
最大使用水量13.0m/s
工事の概要
  • ・加須良川へ取水えん提の構築
  • ・水路トンネル延長約1,200mの構築

以上

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