あくなき安全性の追求
高浜発電所の安全対策

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高浜発電所だよりVOL.98 2012年3月発行

大雪との格闘!!

 今年は、例年にないほどの雪で1月下旬には、構内でも50cm程度の積雪になり、夜明け前から除雪車がフル稼働し、発電所員も毎朝の仕事は構内の雪かきから始まりました。
 おかげさまで、発電所運営に関しては、雪の影響はありませんでした。

左:一面の雪に覆われた高浜発電所 右:構内の雪かきをする発電所員

3号機 第21回定期検査を開始

 3号機は、2月20日から第21回定期検査を実施しています。また、同日に当社社員と協力会社社員による定検総決起大会を行い、無事故無災害を誓い合いました。
 寒い季節の定検ですが、みんなが防寒着はもちろん、カイロ等で寒さをしのぎながら、元気に作業をしています。3号機は、一昨年の12月からプルサーマル発電を続け、今回の定検までトラブルもなく運転できました。
 3号機が定検に入ったことにより、高浜発電所4基全てが停止しました。これは、昭和60年に高浜発電所が4基体制になってから初めてのことです。

左:定期検査の工事の様子 中央:総決起大会 右:安全宣言

福島第一原子力発電所事故に伴う安全性向上対策の取組み状況

配置された大容量ポンプ

~大容量ポンプを配備~

 昨年12月に海水を送る大容量ポンプ(オランダ製)を配備しました。この1台で、高浜発電所の全ての号機をまかなえ、原子炉の冷却手段がさらに確保できましたので、安全性は益々向上しました。
 また、ポンプを動かしての訓練も定期的に行っています。

左:ホース接続訓練 右:起動操作訓練

海水ポンプモータの予備品

~海水ポンプモータの予備品を配備~

 3月17日には、海水ポンプモータの新品4台を予備品として備えました。福島第一原子力発電所の5・6号機が大きな災害に至らなかったのは、非常用発電機が1台使え、海水ポンプを取り替えて使えるようになったからと聞いています。
 高浜発電所では、昨年9月に、津波の影響を受けない22m以上の高台に8台の非常用ディーゼル発電機を備え、また今回、海水ポンプモータの予備品を備え、さらに安全性を強化しています。

1号機の安全性に関する総合評価(ストレステスト)を提出!

高浜発電所1号機(右)

 1月13日に、1号機の総合評価(ストレステスト)報告書を原子力安全・保安院に提出しました。地震の場合は、設計の約1.7倍まで、津波に対しては10.8mの高さまで、燃料が損傷せずに耐えられることがわかりました。評価の結果、安全性向上対策により、プラントの安全性が向上したことが確認できました。
 この報告書は、現在、原子力安全・保安院の審査を受けており、その後、原子力安全委員会の審査を受ける予定です。
 また、2・3・4号機のストレステスト報告書も順次提出する準備をしています。

◎ストレステストとは・・・
 例えば、10人乗りのエレベータに何人乗れるかを計算するものです。10人乗りエレベータの場合、11人が乗ると「ブー」と警報が出ますが、それでワイヤーが切れるわけではありません。数倍の人が乗っても大丈夫だと聞いたことがありますが、発電所の場合は、どれくらいの地震・津波・停電等に耐えられるかを計算したものです。

<1号機の一次評価結果概要>
  クリフエッジ
評価の指標
クリフエッジ※1 緊急安全
対策の効果
緊急安全対策後
下段:対象となる設備
緊急安全対策前
下段:対象となる設備
地震 基準地震動Ss ※2
(550gal)との比較
約1.70倍(935gal相当)
原子炉コントロールセンタ
約1.64倍(902gal相当)
海水ポンプ現場操作箱
約4%向上
津波 想定津波高さ
(2.60m)との比較
約4.1倍(10.8m)
タービン動補助給水ポンプ
約1.5倍(4.00m)
非常用ディーゼル発電機
約170%向上
全交流
電源喪失
外部からの支援がない条件で、 燃料の冷却手段が確保できなく なるまでの時間 炉心 約15日後
水源補給用消防ポンプガソリン
約5時間後
蓄電池
約72倍向上
使用済
燃料
約14日後(停止中)
ピット水補給用消防ポンプガソリン
約11時間後(停止中)
(水温が100℃到達時点)
約30倍向上
最終
ヒートシンク
喪失
※3
炉心 約15日後
水源補給用消防ポンプガソリン
約3日後
蒸気発生器給水用水源
約5倍向上
使用済
燃料
約14日後(停止中)
ピット補給用消防ポンプガソリン
約11時間後(停止中)
(水温が100℃到達時点)
約30倍向上
※1 クリフエッジとは・・・
プラントに影響を与える事象の厳しさが、あるレベルを超えた途端に事象進展の状況が急変すること
※2 基準地震動とは・・・
原子力発電所の周辺で起きると予想される最も大きな地震による揺れの大きさ
※3 最終ヒートシンク喪失とは・・・
燃料を除熱するために海水が取水できなくなること
発電所ニュース
高浜発電所 消防総合訓練を実施!

消防訓練の様子

 2月16日、発電所構内において消防総合訓練を実施しました。この訓練は、毎年、消防機関と発電所の自衛消防隊が連携して、迅速かつ的確な消防活動を行うことを目的に実施しているものです。
 当日は、消火訓練だけでなく、火災現場と本部との連絡等を含めた総合的な訓練を実施しました。

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